消費増税は凍結させるべきでした 虎ノ門ニュース2日青山さん

今回、政府は減税を検討していました。二年半先送りという政策自体は中途半端ですが、財務省とのせめぎあいが水面下であり、安倍政権というのは財務省と外務省という二つの巨大官庁を事実上敵に回して政権が長く維持されているという明治維新後初めての内閣です。

延期ではなく最低限凍結というのを表明すべきでした。安倍総理が20017年4月に10%に消費税を引き上げるのをやめようとしたのは、消費の頭を押さえるからです。

資本主義経済というのは意外でしょうけど、我々個人がどれくらい消費するかが一番大きいのです。

だいたい今の日本のGDPでいうと6割以上と言われていて、6割以上の消費量が頭打ちでデフレ脱却なんてできるわけがないので、1割には絶対してはいけません。

ただし1度延期しているわけです。その先が不安になるのと、何回も延期というのは人の心に良くありません。

消費税というのは何のために導入したかということを立ち止まって考える機会にしてくださいと提案してきました。

竹下登総理が初めて日本に消費税という間接税を取り入れました。間接税を入れる前までは直接税だけでした。直接税というのは直接財布から取られるということです。

竹下総理はやがて人は働かないようになると。働いても働いても財布から取られるだけ。だんだん虚しくなるんだ。だから直接税ばかりではなく間接税が必要なんだと。

世間はリクルート事件で辞めると言ってるが、オレは一仕事したんだ。それは間接税を入れること。それができたから辞めるのだと竹下総理は言いました。

直間比率で間接税を増やしていかないと日本はアメリカドリームの逆で働いても働いても税金で持っていかれるだけで、その税金活かされているという実感もないので、まじめな日本人でもやがて働く意欲を失っていくので、所得税とか住民税、特に所得税を減らして、間接税の割合を増やしましょうというのが本来消費税の狙いだったわけです。

それがだんだんこの直間比率という言葉が死語になって行くのと合わせて話が変わってしまい、消費税というのが、社会保障の財源になったわけです。

これは間違いです。目的税にしてはいけません。社会保障の財源というのは、社会保障の範囲内で、例えば年金保険料をどうするかで考えるべきで、違うところから持ってきてこれを充てるとすると、社会保障の仕組み自体がよくわからなくなります。

また、目的税にすると、硬直するわけです。消費税で国庫に入れたお金というのは柔軟に使えなければいけないのに、要するにこれを買うためにここに入れなければいけないと決めて硬直させるとよくないことが起こります。

防衛費を年間5兆円も使っていますが、ほとんど使えない。なぜかと言うと、使い道が決まっていて、国の予算というのはどういうことかというと、防衛費の中に後年度負担というものがあり、日本の防衛庁自衛隊が買っている三菱が圧倒的に多いのですが、護衛艦、要はミサイル巡洋艦、戦車や戦闘機はむちゃくちゃ高いわけです。

なぜ高いかというと、輸出ができませんということになっていたわけです。輸出できないから高くてもしょうがないですよね。と言って、それで三菱がすごく儲かる仕組みになっています。

あまりにも単価が高いから、単年度の予算では買えないのです。つまりローン払いです。

後年度負担はローンです。

5兆円の予算があったら、半分以上がローンで埋まっていて、人件費を合わせると9割以上埋まっています。そうするとほとんど柔軟に使える予算がないのです。

これを硬直している予算と言います。いざという時にお金が回せません。こういう予算が一番困りものです。

こう考えると消費税を社会保障の財源にするということは、我々が物を買って消費税を納めて、業者の人も小売店も、真面目に国に納めてくれても、硬直しているため、使い道が決まっているため動けません。ということをわざわざ自分たちでやっているわけです。

安倍総理がまた延期しますと。今度は二年半ですと。安倍さんは指導力を持って、ここで消費税とは何かということを今一度考え直すよい機会なので、まず問題提起をするべきです。

再延期ではなく、ひとまず凍結しますと。凍結というと怖いものに触らないと思う政治家もいますが、ぜんぜん違います。凍結というのは考える時間を作るということなのです。

総理も私たち有権者も平等な立場で消費税とは何なのかということをもう一回考えると。

そのためにはいったん凍結するということが必要で、その上でデフレの脱却であったり、あるいは景気の落ち込みを防ぐとか、あるいは世界経済の中国リスクに備えるなど、それを考えると当然、減税を検討しなければいけなくなります。

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